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Interview

やりたいことを成り立たせるためには、
まず自身が結果を出さなければならない

Yuto Ueno

​株式会社モンスターラボ  

コンサルティンググループ長

DX コンサルタント

明治大学政治経済学部卒業後、金融機関にて法人融資営業に従事。

2016年モンスターラボ入社。金融機関、旅行会社等、様々な業種のクライアントへの課題解決営業を行い、2018年営業統括責任者を経て、2021年コンサルティンググループ統括責任者に就任。

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支援ではなく持続可能な手段としてのビジネスを行いたかった

大学を卒業して最初はNPO法人で東日本大震災の震災復興の活動を行っていました。助成金をいただくことができ、2011年から宮城県の石巻市などで3年間NPOでの活動を続けました。しかし活動を続けるうちに、”事業自体の継続は助成金だけでは難しい” という壁にぶつかったんです。

 

例えば震災復興では最初は瓦礫の撤去、ときにはダンプカーを運転してそれらを運んだりもしていましたが、できることの限界を知りました。

そのとき、「ビジネスとしてやらないと関与し続けることはできない」と考え、一度企業に就職しよう、と。ビジネス、ひいてはお金の回り方などを一番勉強できるのは金融だと考え、銀行に入行しました。その後、震災復興とは別で週末パートタイムで活動していた児童養護と難民支援のNPOのメンバーで、すでにモンスターラボで働いていた先輩に誘われたのをきっかけに、2016年に入社しました。

自分の力でコントロールできないことで困っている人のための事業ができれば、どんな産業でもいい

先に触れたような震災や津波は自分の力ではコントロールできないもの。

 

私はどんな産業でも良いから、そういった自分の力でコントロールできないことで困っている人のための事業を行いたいと考えています。


モンスターラボでは、ITを通じてパレスチナ・ガザ地区のスキルや能力のある人々に雇用機会をつくれないかとSDGsのプロジェクトを推進していたり、バングラデシュでの元ストリートチルドレンの高等教育や技術訓練などを行うエクマットラ・アカデミーに継続的に支援を行なっていたり、バングラデシュ拠点の社員が子ども向けに、ITを活用したワークショップを行ったりと、何かしらをやろうとしている。

 

ガザ地区での取り組みは、もちろんまだ調査を終えてパイロットプロジェクトを行おうとしている段階ではありますが、支援をするのではなく、一緒にビジネスを行なっていく基盤を作るないし彼らが自走していける仕組みを作ることを目的にしています。

 

そのように、必ずしも非営利の形でなく、お客様に価値を出し、利益を出すことで自走できる、ビジネスの形に昇華することに興味があります。とはいえ、すぐに成し遂げられることではないので、入社後も土日にNPOでの活動を並行して続けています。

意志を持つメンバーの強さが、会社自体の強さに繋がる

モンスターラボに入って4年目。現在私はマーケティング、セールス、附随するバックオフィス領域のCommercialグループのマネージャーを担当しながらも、自身もプレイヤーとして、「お客様のビジネスを成長させるために、デジタル領域でどういったビジネス戦略や、プロダクトを提案・提供すればいいのか」を考え続けてます。

会社として大きくなってきて単純に人数も増えましたし、良い意味で個性を出してチームとして目標を達成するために、数字の管理だけでなくメンバーのマネジメントも行なっています。それはお客様に対してより良い価値を提供することをチームとして追及することで、会社としても組織としてもさらに大きく、強くなることができると考えているから。そして自分自身も現場でプレイヤーとしていることも大事だと思っています。

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我々が持っている、会社として実現しようとしているミッションって、世の中で本当に実現したほうがいい目標なんです。そう信じているから、その目標をブレイクダウンしていって、自分がどの役割を果たすかが重要だし、やりきりたい。​モンスターラボが実践する社会貢献に共感して入社したけれど、直接関われずに葛藤した社員も少なからずいると思います。しかしビジネスの世界で社会貢献やそのほか自分自身がやりたいことを成り立たせるためには、まず自身が結果を出さなければならない。結果を出して価値を出してから初めて、そういうことに着手できる。なので自分がどう関われるかは二の次だと私自身は考えています。

 

会社自身も同じことが言えると思います。ただ、意志の種は多いです。そういうことを考えているメンバーは他の会社よりも多いので、そういう人たちを逃さないようにして、会社として育てなければいけない。そういうメンバーが強くなれば、会社自体強くなるし、会社の実践する社会貢献に繋がっていくのだと思います。

モンスターラボのいいところは、人がいいところ

社内でも、特に中途で入ってきた方たちからもよく聞くことではありますが、シンプルに「人がいいな」と思います。政治的な人がいないので、大企業でありがちな派閥とかがなくて、それは相当いいことだと思います。

 

それは社長の鮄川さんがそういうタイプではないからかなと思うんですが、社長は誰にでもフラットに怒る(笑)し、誰が言ったかではなくて、何を言ったかに対して詰めるんです。

一方でそういう(政治的な)部分がないのは弱さでもあるかもしれません。セールスサイドでは、そういうこともわかって、使い分けができないとお客様のことを掴めないこともあります。いいところでもあるけれど、「うぶ」でもあるというか。

 

今は組織もグローバルで大きくなってきていて、会社としての性格も変わっていくかもしれませんが、一種の「らしさ」なのかなと。

原体験を元に行動している人、物事から逃げない人、行動力がある人。

執念がある人。

モンスターラボに合う人って2パターンあって、原体験を持って乗り越えた、あるいは原体験を元に行動している人か、原体験はないけど物事から逃げない人。

 

前者だと、例えば以前インターンの人で、新興国に対してテックキャンプをネパールで立ち上げた人がいたのですが、事業自体は上手くいかなかったとしても、「やりたい、やるべき」と思ったことから逃げずにトライしていた。そういう行動力がある人、執念を持ってやりきる人が機会をもらえる会社だと思います。

 

あとは、自分が入った頃に比べたら、社員数や拠点数も倍以上になっているし、当時に比べたら随分としっかりしてきた(笑)とは思いますが、今の会社のフェーズとしては、いわゆる大企業や上場企業のような会社に比べたら、まだまだ(制度や仕組みなどが)整っていないので、そういう激流というかベンチャーらしさというか、そういう風土や雰囲気、カオス感みたいなものを面白いと思えるかどうかですね。

Daily Schedule   

  9:30 -

出社 / 1日の予定の確認、社内調整業務など

15:00 -

移動

10:00 -

営業定例

16:00 -

打ち合わせ内容まとめ、社内調整

12:00 -

昼食

17:00 -

既存プロジェクト打ち合わせ

13:00 -

移動

18:00 -

チーム全体の見込み状況確認

14:00 -

新規お問い合わせ先往訪・ヒアリング

19:30 -

帰社

Career  

2011

東日本大震災の復興支援に関わる。助成金をいただいたことで団体化し3年間活動を続ける。

2014

経済とビジネスを学ぶため銀行に入行。法人融資渉外業務を2年間行う。並行して週末のみパートタイムで児童養護と国内に滞在する難民支援の活動を行う。

2016

NPOで一緒に活動していたモンスターラボのメンバーに誘われ当社入社。ビジネス・プロデューサーとして国内のお客様、その先にいるユーザーへ価値を提供するためのデジタルビジネスの企画・提案を行う。

2018

営業部門の責任者となる。個人の力量に左右されない強いチームを作るためにトップラインの管理とメンバーへのOJT、マネジメントを行い、チームとしてお客様へ標準化した高い価値提供を目指す。

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