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CEO Message

人材の多様性が生む力を武器に世界で挑戦する

「多様性を活かし、テクノロジーで世界を変える」をミッションに、2021年9月現在、欧州・アジア・北米の3大経済圏にむけて、18ヵ国30都市に自社拠点を構えています。多様なカルチャー、国籍、バックグラウンドを持った志の高い人材がチーム一丸となって、イノベーティブな新しいサービスや事業を生み出してくグローバルプラットフォームとなることを目指しています。

当社の核となっているのは「新サービスで世の中を変えていきたい」という思いです。創業したきっかけも認知を広める手段を持たずに埋もれている良質な音楽やアーティストに、インターネットの力で光を当てたいという思いからです。

インターネットの力があればインディーズのアーティストとリスナーをマッチングすることができる、そして新たな才能の発掘や価値の創造ができると感じました。そこで2006年に独立系アーティストのための音楽配信プラットフォーム「monstar.fm」を立ち上げ、創業しました。

”monstar”のmonはフランス語で「私の」、starは星の「スター」いう意味を込めています。

鮄川 宏樹     Hiroki Inagawa
Monstarlab Holdings Inc. / CEO / 代表取締役社長

コンサルティングファーム、テクノロジーベンチャー等を経て、「多様性を活かし、テクノロジーで世界を変える」というミッションを掲げ、2006年にモンスターラボを創業。SDGsの一環としてのバングラデシュのストリート・チルドレンへのIT支援や、パレスチナ・ガザ地区での雇用創出など、事業を通じた社会貢献にも意欲的に取り組む。島根県出雲市出身。

CEO Message for Group Member All

モンスターラボが

ミッション・バリューに込めた思いと目指す世界

2021年2月に、モンスターラボグループのミッション・バリューを改訂しました。その背景にあったのは、創業以来拡大してきたグローバル展開。

CEOである鮄川(いながわ)が創業以来抱き続けている思いを、世界中のメンバー、そしてステークホルダーに向けて2021年、改めて「再翻訳」しました。

グローバル展開が拡大した

今だからこそ、

言葉の意味を見つめ直した

当社が創業したのは2006年のこと。

創業当時のミッションを変えたことはこれまでありませんでしたが、2021年2月に改訂を行いました。

理由の一つは、海外人材が増えたことです。以前のミッションである「多様性を活かす仕組みを作る」「テクノロジーで世界を変える」をそのまま英訳した言葉では、世界中のメンバーに意味が正確に伝わらない恐れがありました。

 

例えば近年の日本でも、ようやく「ダイバーシティ」が注目されるようになりました。

そのため、「多様性」という言葉をそのまま「ダイバーシティ」に置き換えてしまうと、当社が発信したい意味合いと異なるニュアンスが生まれてしまいます。実際に私が思う「多様性」とは、「個人のエンパワーメント」のことです。こうした解釈のズレをなくすために、改めて15年ぶりに文章を書き直したのが、今回の改訂なのです。

 

バリューに関してもこれまで変えてはきませんでしたが、私一人の思いではなく、社内のメンバーの意見も取り入れたものにしたいという思いがあり、ミッションとともに改訂を行いました。

ミッションの言語化はCEOにしかできない唯一無二の仕事

ミッションとバリューは、それぞれ改訂のプロセスが少し異なります。

まず、ミッションについて私と一緒に策定を行ってくれたのは、デザインやブランディングに強みを持つグループ会社A.C.O.に所属する、イギリス人のクリエイティブディレクターのジェイムスです。彼と一緒に私が目指す世界観についてディスカッションし、それをどう英語で表現すべきか、何度もライティングしてもらいました。ある程度形になった時点で経営陣やグローバルのリーダーたちに共有し、細かなチューニングを行った上で完成しています。

ミッションの言語化はトップにしかできない唯一の仕事だと捉えていたからこそ、ミッションの改訂に関わったのはごく少数のメンバーにとどまりました。

Mission:

“多様性を活かし、

テクノロジーで世界を変える”

Empower talent everywhere to engineer awesome products, services and ecosystems; building a brighter world for us all

ミッションに関して、私が創業当初から掲げている思いは全く変わっていません。

一つは、DXやデジタルプロダクトの開発によって、世の中にインパクトをもたらすこと。そして、そのためにエンジニアやクリエイターの雇用機会を増やし、個人の力をエンパワーメントすること。最後に、モンスターラボ自体が、イノベーションを起こすような人材を生み出し育てる組織(プラットフォーム)になること。

それが、私がモンスターラボを通して目指す世界です。

ワーキンググループを作りボトムアップでグループ全体が納得するバリューに

バリュー改訂については、まずは私も含めたワーキンググループのメンバーのファシリテートで社内の声を拾い、いろいろな案を出していきました。

ワーキンググループでは、顧客への提供価値やそのために大切にする価値観について、それぞれにアイディアを出し合いました。それをベースに、より広いステークホルダー向けの言葉にするという視点を加えた上で、最終的に4つのバリューに落とし込みました。

もちろん、各国のリージョンの責任者とグローバルCXO、ボードメンバーなどとも会話をして、最終決定しています。

Value:
Amplify your impact /
Be borderless /
Create value /
Do what’s right /

まず“Amplify your impact”というのは、我々が世の中に対して与えるインパクトを最大化するということです。そのためには自分自身だけでなくチームのアップデート、さらに技術を用いたインパクトの最大化をするという思いを込めています。弊社の創業事業は音楽配信事業であり、音楽で使われるアンプを連想させるようなワーディングも意識しました。

“Be borderless”という言葉には文字通りの「国境」だけではなく、異なるバックグラウンドや価値観を持った人たち、つまり多様性を尊重しあうという意味を込めています。仕事をする場所を限定せず、世界中の人に雇用を提供し、グローバル規模で世界を変えていくような会社になりたいという思いも含めました。

当社がミッションでもバリューでも「世界」に目を向けて、実際にグローバル展開を行っているのは、「日本の中だけでビジネスを行うことのほうが不自然だ」という感覚が私の中にあるからです。例えば当社のチェコのオフィスでは40名の社員が働いていますが、彼らの国籍は20カ国ほどです。ドバイは15名で13カ国。(2021年10月現在)世界の人材が流動する中では格差や移民問題が浮き彫りになっていますが、フラットな姿勢で世界をより良くする事業を目指し、多様な人々を受け入れていくと、自然と当社のような形になるのではと考えています。

そして“Create value”というのは、顧客のビジネスにコミットしてアウトプットやデリバリーに責任を持ち、モンスターラボとしての価値を出すことを意味しています。

最後の “Do what’s right”というのは、社会全体に対する言葉です。世界に対してプラスのインパクトを与えられる会社を目指すときに必要なのは、それが本当に価値ある、正しいことなのかどうかの指針です。もし正しくない仕事なら、顧客に対してノーと言わなければならない場面もあるでしょう。

どのバリューも大事ですが、本当に一番重んじるべきものを選ぶとしたら、この“Do what’s right”だと思っています。

モンスターラボの人材と

バリューが成し遂げる変革の行く先

当社が行っているデジタルコンサルティングは、単なるコスト削減や業務効率化のためのDXではありません。「エクスペリエンス・トランスフォーメーション・パートナー」と呼ばれる、よりお客様の売上を伸ばし、ステークホルダーの体験ごと変革するパートナーになることを目指しています。

そのためには顧客のビジネスに対する深いドメインナレッジが必要ですし、画面上のUXだけではない、プロダクトや技術の社会実装までを含めた、より広い視野でのサービスデザインが求められるでしょう。

こういった前提を踏まえると、当社の最大の強みは人材であり、バリューです。モンスターラボを起点とした技術者のつながりを多く持っていますし、世界中で最適なチームを組めます。さらに、グローバルビジネスの知見があるので、世界のマーケットに対してどのようにプロダクトをローンチすべきなのかといった部分まで、支援が可能です。

「世界を変える」という意味では、もちろん1つの革新的なプロダクトで成し遂げるやり方もあると思います。一方で我々は上記のような「エクスペリエンス・トランスフォーメーション・パートナー」という形で、世界中の何百、何千というプロジェクトに携わっています。その中には革新的なプロダクトがいくつも存在していますから、お客様に提供するプロダクトによって、世界を変えられるということです。そして、そのプロジェクトにはメンバーが世界中のどこにいても参画できる。

 

このように誰にでも平等に雇用機会を提供する世界をつくるのは、ここまで同様の機会を社会から与えてもらった自分自身の責任だと思っています。