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2023年度モンスターラボの新卒新入社員研修の全貌

DXコンサルタントとしてのスキルを学べるダイナミックな研修内容!

こんにちは!2023年4月に新卒で入社した三浦です。

今回、私が入社してから4ヶ月間にわたって行われた新卒研修について記事にまとめました。全体の研修内容や、モンスターラボならではの面白かったポイント、正直大変だったことなどについて詳しく紹介していきます!

座学を中心に基礎を学んだ4月

入社してすぐの4月は座学を中心に、①事業理解研修、②ITツール研修、③Consulting Basic研修、④マインド・コミュニケーション研修の4つの軸で行われました。早速それぞれの詳細について見ていきましょう!

①会社のイロハを学ぶ「事業理解研修」
この研修では、会社の事業内容などの基礎的な知識を学んでいきます。全体的な事業の把握から具体的なプロジェクトの紹介、さらにはアジャイルを始めとするソフトウエア開発の基礎的な知識についても紹介がありました。
また、代表から直接モンスターラボの企業理念を聞く機会もあり、「どういった考え方で会社を経営しているのか」ということを肌で感じ、深くモンスターラボのサービスを理解できました。

②必須ツールを使いこなせ!「ITツール研修」

ITツール研修では、日常の業務に欠かせないITツールの使い方を学びます。Googleスプレッドシート、Googleスライドなどの一般的なツールから、Miro、Jiraといったデザイン・開発現場で使われるツールまで、さまざまなツールの使い方について教わりました。特に、Googleスライドに関しては、使い方だけでなくスライド作成のコツやルールなども学べました。さらに学んだことを実際にスライドに落とし込んで発表する機会もあったため、インプットだけでなくアウトプットも経験できる実践的な研修でした!

③「Consulting Basic研修」

ここではコンサルタントとして必要な思考方法やビジネスのフレームワーク、マインドセットなどを5日間かけて学びます。最終日には、研修で学んだことを基に、実際に企業の実例から現状のビジネス課題を分析し、改善案までを発表しました。コンサルティングの基礎知識から実践まで学ぶことができ、とても有益でした!
また、研修のなかで先輩社員が「コンサルタントは個人の価値も商品になるため、お客さんに認められた時は自分自身が認められたと感じる。」と言っていたのが印象的でした。これまでは、コンサルタントが提供するサービスに対しての考えが浅かったのですが、先輩の言葉を通じて、具体的な仕事のシーンや“やりがい”のイメージを持つことができました。私も早くコンサルタントとしてお客様に価値を提供できるようになりたい!と自分のモチベーションアップにも繋がりました。

④「マインド・コミュニケーション研修」

この研修では、仕事を進める上でのコミュニケーション手法を学びます。他者を思いやりながらも、自分の意見や主張を伝える方法を学ぶ「アサーティブ研修」や、効果的に会議や議論を円滑に進める方法を学ぶ「ファシリテーション研修」などが行われました。サポートしたい事はしっかり伝えつつも、相手の気持ちに寄り添い共感することがコミュニケーションにおいて大切だと学ぶことができました。ロールプレイを通して研修を行ったので、その効果を自分たちでも実感することが出来て、勉強になりました!学生の頃はここまで体系立てて話を進める機会がなかったので、手法一つとってもなるほどな〜と思うことが多かったです。

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実際の研修の様子

座学研修以外にも外部サービスの自己学習プラットフォームでコンテンツ盛りだくさん!

座学研修以外にも外部のオンライン学習サービスの「グロ活」を利用して、様々なコースから自由にビジネスの基礎を学習できる環境も整えられておりました!隙間時間、研修後に余力がある時に活用して勉強していました。こういった外部サービスを活用することによって、能動的に自分のスキル向上を追求する姿勢も養われたと思います。

模擬プロジェクトを通じて学んだことあれこれ

1ヶ月かけて基礎を学んだ後はいよいよ実践!これまで学んだ知識を総動員しながら、社内のとある部署が抱えている業務課題を解決するため「模擬プロジェクト」に取り組みました。ここでは実際のプロジェクトと同じように、クライアント(とある部署の社員)からのヒアリングに基づき、要件定義から設計、クライアントに対する提案、実際の開発やシステムのリリース準備までを行いました。また、開発においてはモンスターラボが得意とするアジャイル開発手法のうちの一つである、Large-Scale Scrum (LeSS) が採用されました。LeSSとは、一つのプロダクトを複数のチームが協力しながら開発を進めるフレームワークのことで、新卒メンバー14人が3つのチームに分かれて開発を行いました。

社員がクライアントだからこそ得られる充実した体験!

模擬プロジェクトは実際の業務と同じような流れで行われるのですが、クライアントは社員なので、実践で生かしていくための適切なフィードバックやアドバイスがもらえます。それが見直しや改善のキッカケになったり、褒められた際には自信にも繋がったりと、とても貴重な体験でした。

また、受動的にアドバイスを待つだけではなく、研修中に分からないことがあれば、自ら積極的に行動する姿勢が求められました。先輩社員に聞きに行ったり、プロジェクト遂行するための情報を自ら調べたり、必要があれば人を巻き込んでいくような、自主性や巻き込む力も研修を通して養われたと感じています。

難しかったこと:共通認識はどうやって持つ?

今振り返ってみてこれは難しかったな〜と感じたのは、ステークホルダー全員と共通認識を持つことです。例えば、「ミーティングのために資料をまとめる」というタスクがある場合、タスクの目的や背景、何をもってタスクを完了とみなすのかなどの適切な情報の共有があれば、スムーズに作業を進められ、イメージに近い成果物を制作することができます。逆に、必要な情報が不足していると、作業の手戻りが発生するだけでなく、依頼者側は「イメージと違うな....」と感じ、制作者側は「言われた通りに作ったのに...」といった心理的な負担にもなり、プロジェクト全体の遅延や生産性の低下の原因となり得ます。一見面倒なように感じるかもしれませんが、プロジェクト内で定期的に相互の認識が合っているかどうかを確認することはとても重要だと感じました。これに気づけたことで、以降、認識の齟齬や誤解が発生しないように細かく文章に起こしたり、視覚的に情報共有したりするなど、コミュニケーション方法を工夫するようになりました。

私が入社して感じたモンスターラボのカルチャー

研修中でも挑戦したいことは実践させてもらえる!

研修中、やりたいことを提案した際に実践させてもらえたことがとても印象的でした!先ほどの模擬プロジェクトでBubbleというノーコードで開発ができるプラットフォームの使い方を学んだのですが、同期メンバーが「せっかくの機会なのでBubble勉強会を社内向けに開催したい!」と提案をしました。この提案を聞いた先輩社員は「それじゃあ、実際に計画を立ててみましょうか。」と背中を押してくれました。結果的に、先輩社員からの支援やアドバイスをいただきながらも勉強会の企画から開催まで、実現することができました。この体験を通じて、モンスターラボではたとえ新卒の社員であっても、やりたいことを明確にし、周囲に働きかけたり、アクションを起こすことができれば実現できる文化だということを実感しました。

社員同士のコミュニケーションが活発で、わからないことはすぐ聞ける!

モンスターラボは、コミュニケーションを大事にする社風だということを実感しました!
メンターや先輩社員とのランチや、時間外に社員が歓談をする機会があります。例えば、映画、スポーツ、コーヒー、ワインなどを楽しむ、多様なクラブ活動が社内で活発に行われていたりと、仕事を越えて社員の方と交流できる機会が多くあるなと感じています。こうした活動を通じて、初対面だった同期たちと仲を深めることができました。また、部署や役職を越えて
多くの社員とも繋がれて、社内でのコミュニケーションが活発に行われています。そのおかげで、環境へのスムーズな適応はもちろん、研修中の疑問や質問をいろんな方に気軽に聞くことができました!

2023年新卒研修のまとめ:何よりも大切なのはチームワーク

4ヶ月間の研修期間中、一番大きな学びだったのはチームワークについて学べたことです。チームでの働き方、コミュニケーションの取り方、チームで仕事をする中で自分の行動がどれほど全体の生産性にインパクトを与えるかなど、色々な気づきがありました。チームワークを学んだことで、より個人の仕事に対する責任感や当事者意識も養われたと感じています。現場に出る前にこのような経験ができたことは、今後の私の大きな財産になると思います。

モンスターラボの研修を経て、今後のキャリアへの展望&新卒の皆さんへのアドバイス

今後のキャリアにおいても、チームワークを大切にしながら自分の専門性も高めていき、クライアントや、ひいては世の中にも大きなインパクトを出せるコンサルタントになっていきたいと思っています!そのために、まずはソフトウエア開発やプロジェクトマネジメントに関する分野の知見をさらに身につけるために基本情報技術者試験を取得し、スキルアップしていきたいです。

新卒入社する皆さんへのアドバイスとしては、ソフトウエア開発やプロジェクトマネジメントについての基礎的な知識は事前にある程度勉強しておくと、より研修の内容が身につきやすいと感じました。表計算ソフトやスライド作成ツールなどがある程度使える状態であれば、研修中や現場に配属された後も作業に少しゆとりを持てると思います。
これらのスキルは、研修の中でも学ぶ機会はあるので、入社時点での必須スキルではないが、事前に勉強しておくとさらに研修内容が吸収でき、理解が深まると思います!

 

モンスターラボでは、年齢や国籍、バックグラウンドの違いなどを越えて、コンサルタント、デザイナー、エンジニアの各分野のプロフェッショナルがコラボレーションをしていくことで新しい価値を生み出していくことを目指しております。様々な分野の知見を身につけながら、日本社会のDXを牽引する会社を一緒につくりあげて行きませんか?モンスターラボが少しでも気になった方は、ぜひご応募お待ちしております!

DX コンサルタント

三浦 ななえ

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